本当の根本原因は思考・姿勢のクセ

東洋医学には中庸という言葉があります。


心技体.jpeg

「中庸」の「中」とは、偏らない、しかし、決して過不及の中間上でどちらにも偏らず、(平均値)をとりさえすればよいという意味ではない。常に、その時々の物事を判断する、かつ平凡な感覚でも理解できるものである。(Wikipediaより)



【痛みがあるのは、何か偏りがあった】というのを素直に認めて、少しずつ変えていく行動をすることが大切です。


そして、脳・身体は変化を嫌がります。現状維持を好みます。

ですので、思考は【やらない理由を探しはじめます】


それをふまえて、やると決める。決めたら少しでもいいので続けるということを心がけてください。

マインドフルネス

マインドフルネスというものがあります。 


マインドフルネス.jpeg

【意図的に、今この瞬間に、判断・批評をすることなく注意をむること】ができている状態をマインドフルネスといいます。 


やり方

楽な姿勢で座り、目を閉じて、鼻で呼吸をします。 

鼻を通る空気や、胸・お腹の動きに意識(注意)を向けます。 

最初は15分、最終的には45分つづけます。 

※呼吸の深さ・早さもコントロールせず、体のしたいようにまかせてください。


途中、他のことに意識(注意)がうつってもかまいません。それに気づいたら「ほう、そうか」と認めて、再び呼吸に意識(注意)を戻します。


※雑念を消すためのものではありません。 ただひたすら、それを行なってください。最初は気が散って、意識(注意)を呼吸に戻せないかもしれません。それでもかまいません。つづけてください。トレーニングなので徐々に変化していきます。 



これをつづけることで、自分の感情や痛みに【ふりまわされる】ことが少なくなっていきます。 

グーグルやインテルの社員研修、難病の方への8週間のプログラムがアメリカの病院では行なわれています。 


時間が無ければ10分でもかまいません。つづけてやってみてください。 


慣れてくると、食事のときの味や食感、歩いているときの足の裏の感覚など、いつでもマインドフルネスの状態になる事ができます。 


※行なっているときは、効果を期待しないこと 


基本的態度 

  • 自分で評価をくださないこと 
  • 忍耐強いこと 
  • 初心を忘れないこと 
  • 自分を信じること 
  • むやみに努力しないこと 
  • うけいれること 
  • とらわれないこと 

参考図書:マインドフルネスストレス低減法 ジョン カバットジン (著)


詳しくはブログにて紹介しています。

マインドフルネス 

ラジオ体操

慢性疼痛には運動が有効です。


運動の種類は問いませんが、僕はお勧めするのはラジオ体操です。


  • リズミカルな全身運動
  • 時間が短い(第1・第2あわせて6分20秒)
  • 場所をとらない室内で出来る。
  • 固有感覚の入力が増えれば感覚野の抑制になります。
  • 痛みに過敏な状態が緩和されます。
  • 血流が増え、筋肉の痛みの緩和になります。
  • 自律神経の安定にもつながります。
  • 動きの偏りで溜まった疲労がリセットされます。
  • 積極的な疲労回復になります。
つづけてやってみてください。


※音が出ます。ご注意ください。

栄養

あなたが食べるものがあなたの体を作ります。


栄養.jpeg食事に関してはいろいろな情報があります。


そしてこだわればこだわる程、食べるものを探すのが難しくなっていきます。



できることだけ書きます。

  • 腹8分目これだけ意識してください。
  • 時間が来たら食べるのではなくお腹がすいたら食べるようにしてください。
  • よく噛んで食べてください。
  • 食べているときは、食べることだけに集中してください(マインドフルネス)。



基本(理想)

  • 台所にない物質が書いてあるものは食べない。
  • まるごと食べる
  • 季節のものを食べる
  • すんでいる土地のものを食べる
  • 加工度の低いものを食べる

呼吸が一番の健康法 大阪整体フォーリーフカイロプラクティック

丹田呼吸.pngこんにちは!大阪整体フォーリーフカイロプラクティックの杉本です。






 

どれか健康法をひとつ残すとしたら?

 

その答えは呼吸だと返す専門家が多いそうです。

 

いろいろな種類がありますが、マインドフルネスでは、呼吸をコントロールするのではなく、身体がやりたい呼吸をさせてあげる、注意は呼吸に向けるが、呼吸を観察するだけ。そう言う姿勢が求められます。

 

身体というのは、放っておいてもニュートラルに落ち着くようになっています。

 

まずは、身体がどうしたいのか?それに目を向けるといいですね。

 

では、ひとつおススメの呼吸をおつたえします。

呼吸のニュートラルと丹田呼吸.jpg

 

 

お手製の図で申し訳ありません。

自分の呼吸を4つにわけて、真ん中のニュートラルな位置を自分で分かるようになってもらいます。

「息がつまる」「息を抜く」という言葉は、言葉だけの物ではなくて、身体的なものです。

日本語には他にもたくさん身体の部位をつかって、感覚を表現しています(骨・肝・心臓・喉・腰・肚・頭・胸・手・腕・足などなど思いつきますか?)。

身体の感覚に根付いた文化なんですね。

 

横道にそれました。

  •  
    • 思い切り息を吸って、息を止めてみてください。胸がつまる感じがすると思います(@)。力を抜くと、息が漏れてきます。途中途中で息をとめ、胸のつまる感じがスッと抜けたあたりがAとBの間のニュートラルになります。
    •  今度はみぞおちと丹田(下っ腹)に片手ずつをあてて、思い切り息を吐いてとめてください。みぞおちが硬くなっているのが分かりますC。力をぬくと勝手に息が【入ってきます】
    • 大事なのは力をぬけばニュートラルに戻るということです。で提案ですが、普段呼吸をするとき、Aのエリアで呼吸するよう意識してみて欲しいのです。丹田をヘコませて吐く→力を抜くと勝手に息が入ってくる。そんな呼吸です。※みぞおちが固まらない範囲で吐きます。

呼吸というくらいですから、吐いて→吸う という順番の意識がいいと思います。 吐くほうを優位にすると副交感神経が働き、リラックスします。
はじめは呼吸が浅く感じるかもしれません。ですが、慣れると少ない換気で、たくさんの酸素を取り入れられるようになります。
これができる姿勢が自然体の姿勢になります。


あなたはどのエリアで呼吸していますか?

息を詰めすぎていませんか?


参考図書 「なにもしていないのに調子がいい ふだんの「呼吸」を意識して回復力を高める」 森田 敦史 (著)

大阪整体フォーリーフカイロプラクティック
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