カイロプラクティックにはアジャストメントとマニピュレーションがあります。

カイロプラクティックの目的は【神経のトーン】を調えることです。

 

そして神経のトーンを調える【アジャストメント】と関節を動かす【マニピュレーション】を厳格に分けています。

 

アジャストメントの目的は【神経のトーン】を正常化することで、【マニピュレーション】の目的は動きの悪い関節を動きやすいようにすることです。

マニピュレーションの効果

マニピュレーションの効果

 

  • 関節が動きやすくなるので、筋肉が少ない力で関節が動きやすくなる。

 

  • 固有受容器(皮膚・筋肉・関節にあるバランス感覚のセンサー)への刺激で、痛みの閾値がさがる(ゲートコントロール理論:痛みの感覚と触れている感覚は一緒の神経を通るので、さすると痛みがひく。痛いの痛いの飛んでけ♪)

  • ゴルジ腱器官への刺激で、筋肉が弛緩する。:筋肉の両端、筋肉と腱の境目には、ゴルジ腱器官といって筋肉のテンションを感知するセンサーがついています。ここに急激なテンションがかかると、筋肉がちぎれないように、筋肉が緩むようプログラムされています。バキッと動かすと、周りの筋肉も急速に伸ばされるので、ゆるみます。

マニピュレーションだけではなぜダメなのか?

単純に動きの硬い関節(背骨)をバキッと動かすだけでは、なぜ効果が持続しないのか?

 

 

神経筋肉.jpgそれは、何故関節が硬くなっているのか?にアプローチしていないからです。

 

原因は2つ。

その人がその関節を動かしていない。

関節を動かす筋肉が緊張している。

 

です。

 

 

 

バキッとやれば、その時は筋肉もゆるんで、動きも軽くなって、良くなったような気がしますが、しばらくすると、日常の動きが変わらなければ、あるいは、神経のトーンがバランスを崩したままで無駄な筋肉の緊張があれば、元の状態に近づいていくと思います。

筋肉をゆるめるだけではダメなのか?

もちろんそれだけで良くなる方もおられます。

 

スキンシップはオキシトシンの分泌を促し、精神的な安定をもたらします。

筋肉をゆるめて、血流をよくすれば、炎症物質が流され、痛みは減ります。

運動をふくめた生活習慣を変えれば、よくなります。

 


しかし、筋肉をゆるめて、血流をよくする操作は、効果が短期的です。週1−2回の施術で効果があったという研究結果があります。

 

2015年6月17日『理学療法雑誌』掲載 「一般の筋骨格障害へのマッサージ療法は無治療群と比較して短期的効果がある:システマティック・レビュー」http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26093806

 

カイロプラクティックでは、なぜ筋肉が緊張しているのか?というところにアプローチします。

カイロプラクティック=歪み・バキボキではない

骨盤の歪み、足の長さの違いと腰痛に因果関係はありませんでした。


●骨盤の非対称性と腰痛との間に関連無し 発症後1年以内の腰痛患者144名と健常者138名の骨盤の歪みと下肢長差を厳密に測定した結果、どのような臨床的意義においても、骨盤の非対称と腰痛は無関係(Levangie PK,Spine,1999) ーーーーーーーーー 

 

 

腰のカーブの強弱と腰痛にも因果関係はありませんでした。

●腰部前湾の強弱と腰痛との間に関連無し 健常者・急性腰痛・慢性腰痛(各200名)のファーガソンアングルを比較 3群間に差は認められないことから医者は腰椎の前湾についてコメントをしてはならない(Hansson T. et al, Spine, 1985)


筋肉と脳神経と関節がしっかり協力して働いていれば、痛みはでません。

知っていますか?世界最速の男ウサイン・ボルトは歪んでいる(側弯)ことを

 

Usain Bolt.jpeg

歪みがあっても、よく動いて、体を支えられていれば問題ありません。安心して下さい。


ウサイン・ボルト(100メートル世界記録保持者)は側弯(歪み)をもっています。

 


ですが、カイロプラクティックをうけ、脳神経・筋肉・関節が最大限のパフォーマンスを発揮できるようにメンテナンスしているので、歪みがあっても、それを活かした走りで、最高の結果を出しています。

アジャストメント(神経の調整)アクティベータメソッドの| 脊椎固定術をされた方への症例 |

【アクティベータメソッド】はカイロプラクティックのテクニックのひとつです。 


脊椎固定術.png


脊椎固定術を施されたクライアントに対して、アクティベータメソッドを用いて、固定された脊椎関節に対して、アクティベータ器による振動刺激を与えて調整をしたところ、当該脊椎付近の痛みが軽減した、という研究結果です。

 

 

 

 

 

関節を動かさなくても、脳・神経の緊張がとれた結果、筋肉がリラックスして、痛みが軽減した。ということです。

 

これが、カイロプラクティックの根本的に目的としている所です。歪みや関節の動きと同じ場所のこともありますが、そうじゃないときもあります。

 

その違いを分かって、厳密に検査して、原因を見つけ、調整するのがカイロプラクティックです。


日本にはカイロプラクティックの法律がありません。ですので、誰でもカイロプラクティックを標榜できます。WHOにはカイロプラクティックの教育ガイドラインがあります(全日制4年間4200時間)日本にいるカイロプラクター(約20000人)のうち、このガイドラインをクリアしているのは約3%(約800人)しかいません。


当オフィスの施術者はアクティベータメソッドの国際認定(ベーシック)を持っています。(世界で約1600人、アメリカに約1000人、大阪市市内2人のみ。)


アクティベータメソッドについて詳しくはこちら

▲このページのトップに戻る