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体の声を聴くセッション

簡単に言うと、楽な動きです。目的にあった体の動かし方です。

 

がんばっている割には、早く走れない、速いボールが打てない、という経験をされたことはないですか?僕はあります。たとえば体をひねって力を蓄える、というようなイメージでテニスのサーブを打つときがそうでした。腕や肩や腰が、悲鳴を上げている割には、早いボールが打てない。打てないからもっとひねる。もっと痛い。そんなことがありました。

 

よい動きとは楽なものです。しんどくなるのは効率的な動きをしていないからです。よく、テニスや野球でほんとうにいいところで当たった時は「打った感じがしない」くらい、軽い打球感がするといいます。これは、力が入っていないのではなく、と楽に強い力が出せているので無理がないのです。

 

ここでは日本古来の身体操作法をとりあげ、テニスに応用して考えていきますが、それ以外のスポーツや、普段の歩くときにも、よい効果があります。ぜひ試してみて下さい。

 

どんな効果があるかというと、

・1歩目の出だしが速い
・体重移動が速く、細かいステップが可能
・「腰がよく回る」動作が容易になる
・腕の振りや突きが速く、バネがきく
・スタミナの消費を少なくする
・呼吸が楽になる

ことが挙げられます。

 

常歩(なみあし)とは、馬がゆっくり歩くときの歩き方のことをいいます。

よく見ると、右の前足と後ろ足が、宙に浮いている瞬間があります。

 

この時に、馬の体重は右に傾いています。そして、右の後ろ足、右の前足と着地していくと、今度は左の後ろ足が地面から離れ、左の前足も地面から離れ、左に体重が移っていきます。

 

この左右の体重移動が、二軸であり、常歩の特徴であるといえます。

 

この動きの何がよいのか?というと、地面を蹴って歩いている訳ではないということです。

言い換えると、足が浮いている側に体重を預ける事によって、自分の体重を利用して移動しているということです。

 

地面を蹴る、ということは、自分の力(内力)を使うということです。

体重を預ける、ということは、重力(外力)を利用するということです。

 

まず、合理的な体の使い方として、この考え方を理解してみてください。

 

内力と外力について詳しくはこちら

さて、重力をうまく利用するにはどうしたらよいのでしょうか?

 

そのためには、抜重(ばつじゅう)を覚える必要があります。

抜重とは加重(かじゅう)の反対の意味です。

膝かっくん.jpg

どんな感覚かというと、「膝かっくん」をされた時の感覚です。

膝が曲がったときに、骨の支えがなくなって、体重がガクッと下におちる瞬間がありますよね。それが抜重の感覚です。

 

これを、誰かにやってもらわなくても自分でできるように練習してみて下さい。はじめは肩幅に立って行ってください。

 

まずは膝に意識を持っていって下さい。「膝を抜く」という感覚ですね。

慣れてきたら、股関節に意識を持っていって、やってみてください。

もっと慣れてきたら、足首に意識をもって、同じことをやってみてください。特に足首に意識を持っていくと、踵(かかと)に体重が乗る感覚があると思います。

床反力.jpg

抜重のあとに、その重さを受け止める(加重)のですが、そのときの重さは加速度を伴いますので、体重よりも重たくなります。その力を受け止めるときに、床からの反力(はねかえりの力)を貰います。これが力の源になってきます。

 

上記の練習を片足立ちでやってみると、その重さを実感できると思います。

 

抜重と伸長反射について詳しくはこちら

さあ抜重はできるようになりましたか?これができないと、なかなか次には進めません。進んでも形だけで今までと同じ動きになってしまうからです。

 

さぁ、少し難しくなりますね。

抜重.JPG

肩幅より広くスタンスをとって両足で立ってください。足の裏はベタッと床につけてくださいね。そして片足だけ抜重をして、そちらに体重をのせてみてください。コツとしては、抜重する側の足の裏全体を浮かす感覚です。もうひとつは浮かした足を外に向けるということです。そうすると、浮かした側に自然と体重がのっていきます。そして着地した足裏に体重が乗っていくのがわかると思います。

 

この外に向けるというのが重要です。専門的にいうと、股関節の外旋を行います。

 

股関節の外旋ができないとうまく、抜重ができません。実際には、股関節の外旋に伴い、股関節の屈曲、膝関節の屈曲、足関節の背屈が行われています。これらは、膝の抜き(膝かっくん)、股関節の抜き、踵を踏む(踵に体重が乗る感覚)と言い換えることができます。

 

この抜重(抜き)と股関節の外旋によって、素早い体重移動のきっかけが作ることができます

ここでは話しませんが、あるコツがあります。知りたい方は当院にて直接お教えしますね。ヒントは抜重する足と反対の足の抜重です。

 

この左右の体重移動を少し前方へ持っていくと歩行になっていきます

歩行について詳しくはこちら

理想的な姿勢とはどんな姿勢でしょうか?

美しい姿勢でしょうか?楽な姿勢でしょうか?安定している姿勢でしょうか?

 

常歩で紹介している姿勢を元に考察したことを話したいと思います。

 

良い姿勢とは、筋肉の活動をなるべく少なくした姿勢だと考えます。

加えて、スポーツに関して言えばどの方向にもすぐに動き出せる姿勢と言えます。

 

この2点をふまえて、常歩的な立ち方を紹介していきます。

姿勢.jpg

左の図が、一般的に言われている

、理想的な姿勢です。左右均等で、横から見ると、耳の穴〜肩〜大転子(ふとももの骨の付け根のでっぱった所)〜膝(お皿の後ろ、膝関節前方)〜外果(くるぶし)やや前方が一直線になった姿勢です。

 

重心は第2仙骨結節レベルの前縁にあると言われています。

 

この姿勢で一番、抗重力筋として働いているのはヒラメ筋(ふくらはぎの深層の筋肉)だといわれています。これは何を意味するかというと、重心が骨構造よりも前にあり、前に倒れるのを常に支えているという事を示しています。

骨盤側面.jpg

ここで注目してほしいのが、骨盤の部分です。

左図の模型の穴の空いているあたりに重心があります。これは股関節よりも後ろに位置します。そうすると、一般的な立ち方では、股関節に伸展のストレスが常にかかります(前面がのばされる)。この時にストレスがかかるのは、大腰筋という筋肉です。

大腰筋.jpg

大腰筋は腰椎前面から大腿骨小

転子につく筋肉で、収縮すると股関節の屈曲外旋を行います。

(腰の骨の前側から太ももの骨の付け根についていて、膝を持ち上げたり、足を開いたりさせます)

 

大腰筋は体の前面についている筋肉で一番深いところにある筋肉で、姿勢・動作に重要な役割を果たします。この筋肉に常にストレスがかかっている姿勢は決してよい姿勢とは言えないのではないでしょうか?

はいはい.jpg

また、股関節の写真をもう一度見てほしいのですが、股関節のはまる穴が骨盤についています。この穴の方向ですが、正確には下・後ろ・外側に向いています。この股関節の方向にしっくり太ももの骨がはまる位置というのは、屈曲・外転・外旋の位置です(少し曲げて、広げて、開いた状態)。

赤ちゃんがはいはいしているときのような足の位置です。

この位置が、股関節がニュートラルな位置でどの方向にも動かしやすい位置になります。

 

 

これらの点をふまえてどのような姿勢が良いかを考えると、

理想の姿勢.jpg

1 やや骨盤が前傾(重心が股関節の上に乗っている)

2 股関節が屈曲・外転・外旋位にある

3 重心が「すね」の骨の中心を通っている

 

姿勢が、理想的な姿勢だと言えます。

 

大腿骨の形状(頸体角と前捻角)には個人差があり、個人によって理想的な位置は異なりますが、良い姿勢の探し方を紹介します。

 

1 足を肩幅に開いて爪先を外に開いて立って下さい。膝はのばしきらず、ほんの少し曲げておいて下さい。

2 頭の位置は動かさずに、お尻を後ろにずらして行って下さい

3 つま先が浮きそうになる手前の位置が理想的な位置です。自然と腰が入って、胸が張ってくる感覚があると思います。

 

慣れるまでは、前のめりになって頼りないような感覚の立ち方に感じるかもしれません。それは骨盤が前傾した為に感じるものです。実際は重心はつま先側から踵よりになっています。

 

 

股関節・体幹・肩甲骨の動かし方のトレーニングはまたアップしていく予定ですが、それら全ての基礎にあるのが、この立ち方です。立ち方が変われば動きも変わってきます。

 

 

骨盤の前傾について詳しくはこちら

 

 

※この姿勢をとった時に腰〜背中の筋肉に緊張を感じる方がいるかもしれません。それは、重心が後ろになり、骨盤が前傾することにより、上半身は前に移動します。そうすると背骨の関節の柔軟性がある方ならば生理的湾曲(いわゆるS字カーブ)を増大させてバランスをとりますが柔軟性が低下している人の場合、筋肉で上半身を支える事になります。このような方は、先に背骨の状態をよくすることが重要です。

ブログで詳しく説明しています。

常歩について詳しくブログを書いています

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